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ニトウブログ

リノベーションを活用して利益を出す不動産投資の手法

2020年2月19日専門知識編

不動産の投資に興味はあるものの、資金的な問題で悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
そういった方々にも注目を浴びているのが、リノベーションした投資用不動産です。

リノベーションで不動産投資を成功へ導く

これは築古の不動産物件を購入し、リノベーションすることによって付加価値を高めたうえで賃貸経営を成功させるというもの。
端的に言うと、安く買って独自の魅力を加え、新たな価値を付けて売る、あるいは貸すということですが、この事業が今メディアで紹介されるなどして注目を集めています。

今回は、リノベーションを利用して不動産投資をするメリットなどについて、ご紹介いたしましょう。

築古不動産はリノベーションで再生できる?

中古の不動産の中には、格安な物件がみられることがあります。
元々が中古ですから、新築のものより安いのは当然です。
しかし不動産物件には相場というものがありますから、周辺の物件と比べて明らかに安い場合、何らかのマイナス要因をはらんでいるのは間違いありません。
不動産物件で瑕疵と捉えられる要項は様々ありますが、それが単純に外観や内装が古びて見えるなど、見た目の問題だけなら、再生は十分可能です。
そういった物件であれば、新築物件にはない魅力を引き出して、大きなアピールをすることもできるでしょう。

築古物件の中にはリノベーションで生まれ変わるものがある

・リノベーションとリフォームの違い

リノベーションとリフォーム。
よく似た響きで混同されやすいのですが、不動産物件に使われる場合、違う意味を持っています。
リフォームというのは、古くなった設備などを元の状態に戻すことで、賃貸マンションなどで退去者が出た場合、原状回復をするのと同じ意味です。
どんなにお金をかけたとしても、マイナスの状態から元の状態に戻すことだけを意図して行われます。
一方リノベーションは、一般的にはリフォームよりも大規模な改修を指します。
不動産物件を、新築の状態よりも価値が高まるようにすることが目的で、リフォームのように原状回復させるのではなく、新たな付加価値を生み出すために行われることが多くなっています。
リフォームではまず行われない間取りの変更や、インテリアをよりデザイン性の高いものに変えたりすることが、リノベーションと呼ばれるものになります。

注目される再生不動産投資

いくらリノベーションしたことで付加価値が出るとはいえ、何故中古の不動産を再生させるような面倒なことをしなければならないのでしょう。
ここにはもちろん、明確な理由があります。

首都圏では新築物件こそ販売は好調かもしれませんが、全国的に見れば空き家の増加が問題になっています。
中古の物件に限ってみれば、首都圏といえども空き家の増加には歯止めがかかっていません。
このように空き家が増えて社会問題化している中で、まだ再生すれば使える物件があるのならば、リノベーションして新たな収益を生み出そうというのは、自然な流れといえるでしょう。
また、新築物件への不動産投資はキャッシュフローを出しにくくなってきていることもあり、中古の物件への投資をしようという方も増えていますが、築古の物件では集客力の面で劣ることになります。
そこで、リノベーションして物件の魅力を引き出す方法が注目されているのです。

築古物件は立地条件が良いことが多い

築年数が古いということは、以前から人が住んで生活していた物件であるということになります。
こういった物件では立地条件に恵まれていることが多く、建物自体が古いということを除けば、投資するのには十分な条件が揃っていることも珍しくありません。
つまり、不動産投資を考えている方にとっては、かなり魅力的な物件も多いのです。

リノベーションで不動産投資をする場合のメリットとは

古い物件の本来の集客力が復活する

内装や設備が古く見えるというだけで借り手がつかなかった物件でも、リノベーションによって新たな魅力が付加されれば、集客力が上がります。
昨今ではリノベーション物件が注目されており、建物全体のややレトロな雰囲気を好んでリノベーション物件を探している人たちも居るのです。
リノベーションによって集客力が復活すれば、投資用不動産として本来の価値を取り戻すことにつながります。

家賃設定を上げられる

賃貸物件としての価値が取り戻せられれば、空室リスクを恐れて低めの設定を余儀なくされていた家賃も、周辺の相場に見合ったものにできます。
場合によっては、話題のリノベーション物件に住みたいという人たちに、相場よりも高い価格で貸し出せる可能性も出てきます。

融資を受ける際有利になる

投資用資産の価値がリノベーションによって高まれば、金融機関から融資を受ける際の担保価値が上がります。
もし新たな投資を始めようとした際にも、資産価値の高い物件を所有していれば、不利に働くことはないでしょう。

リノベーションで不動産投資をする場合のデメリットとは

結局築年数が変わるわけではない

築古の物件をリノベーションしたとしても、当然ですが築年数という根本的な部分が変わるわけではありません。
リノベーション物件を探している場合は別ですが、検索などでは築年数でフィルタリングされてしまう可能性も考えられます。

費用の問題はシビアに考える必要がある

リノベーションをする場合、見える箇所だけではなく、見えない部分についても考えあわせる必要があります。
築古物件では水道管などの配管に老朽化が進んでいることも多く、また、躯体に何らかの問題があるような場合には構造に及ぶ大規模な修繕が必要になり、修繕費も高額になることが考えられます。

ここまでリノベーション物件の利点についてご説明してきましたが、いかがでしたでしょう。
ただ、デメリットの部分にも記しましたが、リノベーションすれば無条件に投資が成功するかというと、決してそんなことはありません。
リノベーション物件の大まかな収益の計算方法としては、以下の式が当てはまります。

賃料収入 ÷ (購入費用 + リノベーション費用) × 100 = 利回り

リノベーションを適切に行う

不動産投資にリノベーション物件を用いた場合には、購入費用にリノベーションの費用が加わることになりますから、この合計をいかに低く抑え、賃料収入をいかに高くできるかが大切になります。
物件選びとリノベーションをいかに適切に行えるかが、この不動産投資を成功させるポイントです。
不動産投資をはじめてみようという方は、ぜひこれを参考にしてみてください。

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